2018.2月の展示

【2018年2月1日~12日】5,6休み

『君と暮らせば』

~ちいさないきものと日々のこと~

出展:

新橋佑紀英さん(陶)

涙ガラスさん(硝子)

片桐水面さん(絵)

渡辺尚子さん(冊子)

– – – – – – –

一緒に暮らすちいさないきもの。

犬や猫や亀…ちいさいけれどとても大きな存在です。

出逢って暮らしてお別れして…

いろんな方のちいさないきものとの愛おしい日々をのぞかせてもらう…そんな企画展です。

新橋さんの絵付けの陶器、

涙ガラスさんのアクセサリー、

片桐さんの絵、

どの作品もそれを見る人、持つ人、その時々によって意味合いが変わってくるように思います。

どの方の作るものも、それを持つひとの心に深く浸透するものばかりです。

また、ライターであり編集者である渡辺尚子さんには一冊の「本」を編んでいただきました。

15名の方に「ちいさないきものとの日々」を綴っていただき、

挿絵は片桐水面さん、デザインは信陽堂・丹治史彦さんが引き受けて下さいました。

まぁなんとも、漠然としたテーマなのですが、そもそもなぜこの展示を開催したかったのかと言いますと、渡辺さんの飼ってらした犬が亡くなった際にSNSに綴っていた言葉に大きくうなずいたのでした。

ーーー

いきものとの暮らしは、

さもない毎日が楽しいし、

いなくなってからもまた、

思い出すことがたくさんあって、

良いものだと思う。

ーーー

この言葉にいろんな気持ちが集約されているようで、それを読んだわたし(猫を飼っています)の心にスッと入ってきました。

ちいさないきものは、元気な時もあれば、病気をすることもありますし、幼くて可愛い時もあれば、老いてなお可愛く思える時もあります。ちいさないきものが病気の時は人間はオロオロするばかりですし、ふとした瞬間に一緒に暮らすいきものが幸せかどうかを考えて見たり、、

でも大丈夫、大丈夫。

どんな時も大丈夫。

こんな漠然とした想いを共有できるような展示とは…?

そこで、いろんな人の想いをすくい上げるような作品を作られる方々にお願いした次第です。

あの時の嬉しかったこと、悲しかったこと、後悔やありがとう、想いがそっと集まる展示になることを願っています。

渡辺さんの軽やかで美しい言葉に導かれながらの2月の展示なのです。

3件のコメント

  1. こんにちは はじめまして
    すてきなおみせ すてきな企画ですね
    伺いたいのですが いまのワタシにはそちらはあまりに遠くて。
    とても残念です
    いちばん気になるのが渡辺尚子さんが編まれた「本」です。
    伺えなくても購入が可能でしょうか?切望しています(笑)

    いいね

    • こんにちは。
      どうもありがとうございます。
      本は通販もする予定です。
      会期中盤からスタート出来ればと思っていますので、ぜひお手にとっていただけたら嬉しいです。お知らせはもうしばらくお待ち下さいませ。

      いいね

      • 早々にお返事ありがとうございます。
        うれしい。お知らせを愉しみにお待ちします。
        たくさんのかたがご観覧なさいますようにお祈りしております

        いいね

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